タグ ‘ 用語解説

欧州ストレステスト(資産査定)まとめ

今回、欧州でのストレステスト(資産査定)は20カ国91行を対象としており、ストレステストの結果は、7月24日午前1時(日本時間)に発表される。
・ドイツ14行
・スペイン27行(貯蓄銀行含む)

ストレステストの必要性

市場の不安を払しょくするために必要。
金融機関が資金不足にあるかどうかチェックすることで、市場に示すことで金融機関同士が疑心暗鬼になって資金調達できない。などを防ぐ効果がある。

金融機関の健全性をチェックする。
金融危機発生時の銀行などの損失を厳しい基準で試算。
通常では考えられないシナリオを用意し現在のポジションが抱える潜在的なリスク量を計測し、不測の事態に備えることが目的である。
資金不足が判明すると資本の増強が求められる。

今回の資産査定の危機シナリオ

・EU域内GDPが予想よりも3ポイント悪化する。
・ソブリンリスクが悪化し、保有する国債価格の下落する。

過去のストレステスト

2009年5月に、FRBなどが19社を対象にストレステストを行った。
結果、19社中10社が資本不足が発覚した。
不足している資金は、合計で6.5兆円指摘された。

日本でも、山一証券が倒産した際に、日本版の資産査定が行われた。
政府と日銀が98年7月に不良債権がどのくらいあるのか「集中検査」を実施した。
結果、資本不足に陥った32行に公的資金8.6兆円(99年)が注入された。

現在、欧州では楽観ムードらしい。

各国の当局ECB、IMFが明るい見通しを発表している。
資本不足の銀行もでてくるだろうが、セーフティネットが用意されていること。
先週のスペイン国債の入札に問題がなかった。
マーケットでは、織り込み済みな感じのようです。
ユーロの上昇と、最近のアメリカ経済指標が悪いことで相対的に欧州経済と相殺されている。

24日まで、不安だったんですが当の本人が楽観ムードなんですねww

節税「パーマネントトラベラー(PT)」

パーマネントトラベラー(PT)とは、どこの国にも定住しないことで、納税やカントリーリスクを避けること。
別名「永遠の旅行者」「終身旅行者」などとも呼ばれる。

「非居住者」になるための定義がある。

  1. 国内に住所を持たない。
  2. 日本に滞在する期間が1年未満。
  3. 国内に継続的な居所を有していない。
  4. 日本に扶養家族が住んでいない。

この条件を満たすようにすること。

「非居住者」となれば、国外の所得が非課税となる。
また、国外の相続・贈与税に関しても非課税となる。
日本国籍を持ちつつ、税金面で有利な状況を作り出すことができる。

税金面だけではなく、他にもメリットがある。
日本国内の地震やいわゆる「日本の借金」などのリスクを回避することも可能になる。

ただ、ビザの取得などの労力もかかる。
観光ビザは通常90日以内となっているため、最高でも90日しか移動先の国に滞在できない。
常に移動しつづけなくてはいけないデメリットもある。

ただ、非居住者としての条件を満たしていても、武富士の故・武井保雄元会長やハリーポッター翻訳者の松岡佑子さんなど、追徴課税されている。
日本国内で、仕事の拠点があったり、会社役員になっている。
また、日本にマンションなどを持っていること。などが当てはまると申告漏れの指摘される可能性があるようだ。
以下で詳しく説明されています。
究極の節税法「パーマネントトラベラー」

そこまで税金を納めていない私には、雲の上のお話でした。
いつかは、富裕層の仲間入りをして、世界中をまわって生活してみたいです。

マンガでわかる終身旅行者

小説「永遠の旅行者」

税金「タックスヘイブン」の流れ

タックスヘイブンは、税金を低く抑えて産業誘致することを目的としていた。
タックスヘイブンで有名な地域は、ケイマンやモナコ、バージン諸島。
ケイマンは人口4万人ほどだが、銀行が570行程度ある。

タックスヘイブンの流れは
たとえば、

  1. ケイマンで法人を設立する。
  2. その法人に対して税金がかからないので、税率の高い国から金を持ち込む。
  3. その法人の所得にする。

ことで、税金が回避できる。

この仕組みをどんなことに使われかねないかというと
・違法なものも含む租税回避(脱税など)
・マネーロンダリング

財務省が把握できている金額の流れは、
2007年は、3兆9567億円。
2008年は、1兆9356億円。
http://www.mof.go.jp/bpoffice/bpdata/pdf/rbpcy08.pdf参照)

上記以外のお金もあり、お金の流れを把握されないように、「スマーフィング」と呼ばれる人海戦術によるものも多いとか。

タックスヘイブン対策もされていて、
タックス・ヘイヴンに留保された利益について、居住者又は親会社に配当がされたものとみなして、これを居住者又は親会社の総収入金額に算入する制度も作られた。

日本では、タックス・ヘイヴンに設ける会社を外国関係会社又は特定外国子会社等に該当しないようにすれば、タックス・ヘイヴンに利益を留保できる。
しかし、その後、留保利益を日本国内に移転すると、その移転方法に応じて課税される。(Wikipedia参考)

ただ、この対策では、日本に利益を移転した時に課税されるため、課税されるタイミングを後々に引き延ばすことができてしまう。

タックスヘイブンに関する本や小説もあり、興味があればぜひ。
どんな流れで、タックスヘイブンが利用されているのかがわかるかも。

景気動向指数って?

景気動向指数は、景気局面の判断・予測を行うために、複数の指標を組み合わせて算出した指数。
毎月発表され、1か月程度で作成できる。
GDPは、3か月に1度の発表で、2か月程度作成に時間がかかるため、景気動向指数は景気状況をいち早く知るために重要な指標となる。

景気動向指数は、「一致指数」「先行指数」「遅行指数」と3つの系列で構成されている。

一致指数は、景気の動きにあわせて反応をしめす指標。
採用データは、鉱工業生産、有効求人倍率、電力使用量、商業販売額などの11指標。
一致指数は、景気の現状を示す。

先行指数は、景気の動きに遅れて反応をしめす指標。
採用データは、機械受注、新規求人数、東証株価指数、消費者態度指数などの12指標。
数ヶ月先の景気の動きを予測するため、ときどき違った方向に動いてしまうこともある。

遅行指数は、景気の動きに遅れて反応をしめす指標。
採用データは、家計消費支出や完全失業率など、6指標。
遅行指数は、半年から1年遅れで反応。

また、景気動向指数には、「CI」「DI」の2種類の指数がある。
CI(コンポジット・インデックス)は、景気変動の大きさやテンポ(量感)を示し「量的」に把握する。基準年を100とし、基準年と比べてどれぐらい景気が変化したかがわかる。
DI(ディフュージョン・インデックス)は、景気動向の方向性を示す。

内閣府では、2008年3月分までは、DIを中心に公表していたが、2008年4月分からはCIを中心に公表している。

ちなみに、本日発表された、4月の景気動向指数CI(コンポジット・インデックス)一致指数は、前月比1.1ポイント上昇の101.6となった。(2005年=100)
一致指数は13カ月連続の上昇。
上昇期間は、1986年12月~1988年2月(15カ月間)の次ぐ、過去2番目の長さ。

Ads by Google

アーカイブ

カレンダー

2018年7月
« 6月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
Get Adobe Flash player